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カウンターパーティー・リスク
カウンターパーティーリスクとは、取引先が倒産するかを測るリスクのこと。
簡単にいうと、信用リスクのこと。
オプション取引などで取引先となる金融機関のことをカウンターパーティーと呼ぶ。そして相手方となる金融機関の倒産(デフォルト)のリスクのことをカウンターパーティーリスクと呼ぶ。
取引期間中に相手方企業が債務不履行になる可能性がある。そのため特に期間が長いデリバティブ取引において、カウンターパーティー・リスクが意識されており、価格に反映されていく。
リスクの管理をするためにカウンターパーティーに対して担保を入れることを要求できる。そうすることにより、不履行となった場合でも最大の損失を免れることができる。
米大手ディリバティブ会社のMFグローバルは2011年に欧州債務危機における混乱の中で、多額の損失を計上し、本来分別管理していたはずの顧客の資産の一部が失われたことを発表した。法律の範囲内では起きるはずのない資産の流用が、逸脱によって失われる可能性があることから、カウンターパーティーの規模や信用力なども調査対象として重要となる。