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【投資信託リスクの種類】リスク分散方法やリターンとの関係を解説!
投資信託のリスクとリターンの関係
投資信託を含むあらゆる金融商品にはリスクとリターンがあり、リスクが大きくなるほど高いリターン(収益)が期待できます。
値動きが激しい新興国の株式などがハイリスク・ハイリターンの金融商品に該当します。一方で、国債などの国内債券はローリスク・ローリターンの金融商品であり、比較的リスクは低いですが高いリターンは期待できません。
その点、投資信託はミドルリスク・ミドルリターンの金融商品であり、リスクとリターンのバランスが取れていることが特徴です。
また投資信託は10,000種類以上もあり、リスクが大きいものから小さいものまでさまざまです。リスクとリターンが相関関係にあることを念頭に、自分の運用目的に合った投資信託を選ぶことを心がけましょう。
そもそも投資信託の仕組みについて詳しく知りたい方は「【投資信託とは何か】初心者にもわかりやすく簡単に説明!」をぜひ参考にしてください。
投資信託のリスクの種類
価格変動リスク
投資信託には株式や債券などが組み込まれており、それらの価格は常に変動を続けます。組み込まれている金融商品の価格が変わると、投資信託の価格も同じように変動します。
このように投資信託には価格変動リスクがあるため、大きな収益が得られることもあれば、元本割れを起こすリスクもあります。
特に、値動きが激しい海外株式を組み込んでいる投資信託は価格変動リスクが大きく、高いリターンが期待できる反面、値下がりするリスクも高いです。
為替変動リスク
外国株式や外国債券などの外貨建て資産を組み込んでいる投資信託は、外国為替相場の変動によって円換算での資産価値が変動するリスクがあります。例えば、円高になった場合は円換算での資産価値が下がる要因になり、投資信託の資産価値が低下します。
このように、外国の株式や債券を数多く組み込んでいる投資信託は為替変動リスクが高く、変動状況によっては大きな損失を被る恐れがあるでしょう。
なお、外国の株式や債券を組み込んでいる投資信託の中には、為替変動リスクの回避を目指す「為替ヘッジあり」と、為替変動リスクを許容する「為替ヘッジなし」の2種類があるので、自分の目的に合ったものを選択するようにしましょう。
金利変動リスク
国債などの国内債券や外国債券を組み込んでいる投資信託は、金利変動リスクがあり、金利が変動すると投資信託の資産価値も変動します。一般的に、金利が上昇すると債券価格は下がり、金利が下落すると債券価格は上昇します。
そのため、債券を多めに組み込んでいる投資信託は金利変動リスクが高く、利上げの金融政策が行われると投資信託の価格は下がります。また、満期までの期間が長い投資信託は金利変動の影響を受けやすく、金利の上昇が続くと投資信託の資産価値は低下します。
なお、国内債券よりも外国債券の方が金利変動リスクが高いため、高利回りの外国債券を組み込んだ投資信託を購入する際は注意しましょう。
信用リスク(デフォルトリスク)
企業が発行する株式は信用リスクがあり、企業の業績や財務状況が悪化すると株価は下落します。債券も発行国の財政状態によってはデフォルト(債務不履行)を起こすリスクがあり、デフォルトを起こすと債券価格は暴落します。
格付けの低い外国債券などを多く組み込んでいる投資信託は信用リスクが高く、デフォルトによって、元本割れを起こすこともあるでしょう。
実際に企業や国が破綻しなくても、破綻が予測されるだけでも投資信託の資産価値は低下するので注意が必要です。
流動性リスク
市場規模や取引量が少ない新興国の株式や債券は、流動性リスクが高いことに注意しましょう。一般的に先進国の株式や債券は、市場規模や取引量が多いので流動性リスクは低いです。
一方で新興国の株式や債券は、市場規模や取引量が少ないため流動性リスクは高く、売りたいときに売れない場合があります。特に下落局面でなかなか売却できないと大きな損失を被り、元本割れを起こすこともあるでしょう。
カントリーリスク
投資対象国の政治や経済などの情勢は、株式や債券の価格形成に大きな影響を与えます。政情が不安定な国はカントリーリスクが高く、政変やクーデターが起こると株式や債券の価格は暴落します。
一般的に、先進国と比較して新興国のカントリーリスクは高いため、新興国の株式や債券を組み込んでいる投資信託はリスクが高いと言えます。
そのため、カントリーリスクが高い新興国の株式や債券を組み込んでいる投資信託を購入する際は、投資対象国の政治・経済情勢などもチェックしておくと良いでしょう。
また、これらのリスク評価がうまくできないと投資信託に失敗してしまうこともあります。
投資信託で良くある失敗について知りたい方は「投資信託でよくある8つの失敗例と必ず徹底すべき3つのルール!」もぜひ参考にしてください。
投資信託のリスク分散(リスクヘッジ)方法|かかる費用を抑えるには?
分散投資をする
投資信託にはリスクが伴いますが、分散投資でリスクヘッジ(リスク分散)をすることで投資の安全性を向上できます。投資信託で特に大事なリスク分散として、資産の分散と時間の分散の2つを紹介します。
資産の分散
投資をする際は、値動きが異なる複数の金融資産に分散して投資することが大切です。資産を分散して投資をすると、ある金融商品が値下がりをしても他の金融商品の値上がりで穴埋めができ、損失を最小限に抑えられます。
もともと投資信託は、複数の金融商品がポートフォリオに組み込まれているので、投資信託を購入すること自体が資産の分散になります。また、複数の投資信託を購入することで、さらに投資のリスクを低減できます。
時間の分散
株式や債券、不動産などの金融資産の価格は常に変動しており、時間を分散して投資をすることでリスクヘッジが図れます。ある特定の時期に全額を投資するのではなく、何回かに分けて投資をすることでリスクが軽減します。
投資信託で時間を分散する場合、購入時ごとに手数料がかかるため、総額の手数料を考慮して投資をするのが良いでしょう。
分散投資について詳しく知りたい方は「【分散投資とは?】資産運用における意味やメリットをわかりやすく解説!」をぜひ参考にしてください。
ノーロードの商品を購入する
投資信託を購入する際には、通常は販売手数料がかかりますが、販売手数料が無料の「ノーロード投資信託」があります。ノーロード投資信託は投資コストの軽減につながるため、投資家にとってはメリットが大きいです。
またノーロード投資信託には、株価指数に連動したリスクが低いインデックスファンドが多いです。大きな収益は期待できませんが、リスクを抑えた資産運用がしたい方には最適です。
例えば「日経225ノーロードオープン」などがノーロード投資信託に該当します。
また、投資信託以外の資産運用方法が知りたい方は「資産運用とは?運用方法や投資種類の特徴をわかりやすく解説!」もぜひ参考にしてください。
投資信託のリスクが怖くて運用を迷っている方は?
ここまで見てきた通り、投資信託にはさまざまなリスクがあります。これらのリスクに注意して正しく投資信託を購入することで、理想的な資産運用が可能になります。
一方で「投資信託には多くのリスクがあり、内容がよくわからないから購入するか迷っている」という人も少なくありません。
そんな方は、ぜひヘッジファンドダイレクトにご相談ください。ヘッジファンドダイレクトでは、お客様が期待リターンやリスクなどの商品の特徴を理解できるよう丁寧にサポートしているので、納得できる資産運用が可能になります。