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ヘッジファンドおすすめ3選!タイプ別に紹介
ヘッジファンドは、運用戦略の自由度が高く、金融の専門家による緻密なポートフォリオ設計が行われることから、安定的な運用実績を有するケースが多いとされています。また、経済情勢の変化やマーケットのボラティリティ(価格変動リスク)をヘッジ(保護)する手法が特長であり、この点が「ヘッジファンド」という名称の由来にもなっています。
世界には数多くのヘッジファンドが存在し、それぞれが独自の投資戦略や投資対象を展開しています。本記事では、ヘッジファンドダイレクトでよくご相談をいただくお客様のタイプに応じて、特におすすめのヘッジファンド3選を紹介いたします。
ヘッジファンドに投資する意味
ヘッジファンドは最低投資金額が高く、規制の関係上、証券会社や銀行の店頭で手軽に購入できないため、投資信託と比べると投資のハードルが高いと見なされがちです。では、そうした敷居の高さを超えてヘッジファンドに投資するメリットとは、どのような点にあるのでしょうか。
まず、ヘッジファンドは投資信託と比べて運用規制が少ないことが特徴です。そのため、レバレッジ・空売り・デリバティブなど、多様な運用手法を柔軟に用いることが可能となります。加えて、多くのヘッジファンドでは、成功報酬を設定したり、ファンドマネージャー自身が自己資金を投下したりするなど、投資家とファンドマネージャーの利害を一致させる仕組みが導入されています。
こうした運用上の自由度やインセンティブ構造により、市場の暴落局面でもプラスのリターンを狙える可能性や、伝統的資産(株式や債券)とは異なる値動きを示すことで、ポートフォリオ全体のリスク分散に寄与するなどの恩恵が期待できます。ヘッジファンド単体でのリターンだけでなく、他の資産と組み合わせることでポートフォリオ全体のパフォーマンスを向上させる効果も見込める点が大きな魅力です。
より詳しい比較については、下記の『ヘッジファンドと投資信託の違いとは?徹底比較!』をご覧いただくと、両者の特徴やリスク・リターンの考え方がさらに理解しやすくなるでしょう。
ヘッジファンドのタイプ別おすすめ3選!
相場の下落に備えるヘッジファンド
「下落相場でもリターンを追求できる」という点はヘッジファンドの大きな特徴の一つであり、株式市場やその他の資産クラスが暴落した際にも利益を狙いたいというご相談を多くいただいています。
もっとも、相場下落時のリスクを完全に排除できるヘッジファンドは存在しません。絶対収益(アブソリュートリターン)を目標とするヘッジファンドであっても、市場環境によっては一定の下落を余儀なくされる場合があります。特に、市場が大幅な調整局面に入った際は、下落に巻き込まれるヘッジファンドも増える傾向にあります。
しかし、そのような下落相場の中であっても上昇や安定したパフォーマンスを期待できるヘッジファンドを探している方には、こちらのファンドがおすすめです。市場の変動リスクをコントロールしつつ、空売りやデリバティブなどの多様な運用手法を駆使することで、下落相場でもプラスリターンを狙う可能性があるからです。
投資家としては、具体的な戦略内容やリスク管理のフレームワークを十分に理解し、ファンドマネージャーの運用方針と実績をしっかりと確認した上で投資判断を行うことが肝心です。
20年以上の運用を行う老舗ヘッジファンドですが、平均リターン10%弱と高い実績を誇ります。株価が暴落した年の成績を比較すると、相場下落時の効果が明らかになります。
ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックの3局面での年率リターンは下記のように全てプラスになっています。
マネージドフューチャーズ戦略を取っておりあらゆる資産が下落するような時にもこのヘッジファンドは値上がりしてくれているため、ポートフォリオに組み入れる効果の高いヘッジファンドといえます。
ハイリスク・ハイリターンなヘッジファンド
ヘッジファンドの最低投資金額はファンドごとに異なりますが、多くの場合10万ドル以上の資金が必要です。このため、余裕資金をお持ちの投資家からは、「リスクが高くてもリターンの大きなファンドを紹介してほしい」というご相談をいただくことがよくあります。
こういった方には、次のヘッジファンドがおすすめです。
圧倒的なリターンを実現するファンド
このファンドは2006年9月に運用を開始し、2019年12月末までの期間で年率平均リターンが19%を超える実績を誇ります。値動きは世界株式市場よりも荒いものの、その高いリターンは多くの投資家の注目を集めています。また、Bloombergなどの主要メディアで取材されるなど、信頼性の高い運用が評価されています。
「一時的な下落は構わない。とにかく期待リターンの高いファンドに投資したい」という方には、このようなファンドが適しています。
日本国内で購入可能な投資信託の中には、10年以上の長期間にわたりこのようなリターンを実現しているものはほとんどありません。このファンドは、グローバルマクロ戦略を採用し、リスクを伴う運用を行いながらも一貫して高い実績を残し続けています。特に、優れた実績を持つファンドマネージャーに資産運用を任せることは、ハイリスク・ハイリターンを求める投資家にとって自然な選択と言えるでしょう。
安定的な運用が行えるヘッジファンド
ヘッジファンドといえば派手な運用を行うイメージが強いですが、安定的な運用を長期間続けているヘッジファンドも多く存在します。あまり運用経験のない方や退職金運用をご検討の方は、安心して運用を行うために平均リスクの低い安定的なヘッジファンドを選ばれることが良くあります。
複数のヘッジファンドに分散するファンドオブファンズ形式で運用されており、20年以上安定した実績を残しています。世界債券の平均リスクは6%前後ですが、債券の半分程度のリスクで年率平均6%台のリターンを記録しています。
運用中の値下がりリスクを抑えて運用したいという方は、このような安定的なヘッジファンドがおすすめです。
日本のヘッジファンドランキングに注意
最近、日本のヘッジファンドランキングにおいて、詐欺的なファンドが自らを1位にランクインさせる事例が増えています。最近ではスカイプレミアムや、一部の合同会社が返金遅延となり、実質資金が返ってこない事例が見受けられます。これは投資家にとって大きなリスクとなり、正確な情報を得ることの重要性が高まっています。ここではそのような詐欺的なヘッジファンドを避け、安全に投資を行うためのポイントを紹介します。
安全なヘッジファンドの選び方
- 事務管理会社(アドミニストレーター)の有無
信頼性の高いヘッジファンドは、専門的な事務管理を行う会社と提携しています。このような会社が存在するかどうかを確認することで、ファンドの透明性や信頼性を判断することができます。第三者の事務管理会社を利用することで、実際はもうかっていないのにもうかっているという虚偽のレポートを出すことが難しくなります。 - カストディアン・プライムブローカーの有無
カストディアンやプライムブローカーは、ヘッジファンドの資産を保管・管理する役割を持っています。これらの存在が確認できる場合、ファンドの安全性が高まります。これにより運用会社が倒産しても資産は保全されます。 - 監査法人の有無
監査法人は、ヘッジファンドの財務状況を第三者的に評価する役割を果たします。監査法人との提携がある場合、そのファンドの信頼性が高まると言えます。過去の実績が虚偽でないことがより証明されます。
ヘッジファンドランキングは定量的なランキングかチェック
ヘッジファンドを選ぶ際のランキング情報は、以下のような定量的なデータに基づいて評価することが重要です。
- リターン:毎年ランキングが大きく変わります。監査法人などによってチェックされてリターンでない場合虚偽の可能性があります。
- 運用残高:こちらはヘッジファンドランキングでよくつかわれるものです。ほとんど毎年同じ顔触れとなります。
- 資金流入:こちらも比較的毎年ランキングが変わります。直近の成績が良いとランキング上位に入りやすいです。
ほとんどのランキングは定量的な分析に用いていないため主観によるものでランキングとは呼べません。アフィリエイト収入のため特定のファンドに誘導している場合があり十分気を付ける必要があります。
日本の合同会社形式のファンド募集に注意
金融庁が合同会社等の社員権の取得勧誘に注意喚起を行っております。
合同会社等の社員権の取得勧誘にご注意ください!
- 〇 合同会社等の社員権の勧誘は、電話やSNSなどのインターネット、投資セミナー等様々な手段が用いられており、投資者の年齢層も高齢者から若年層まで幅広くなっています。
- 〇 高利回りを謳った勧誘に応じた結果、当該勧誘者と連絡が取れなくなる事例、勧誘時に謳われていた利回りで運用されず、投資した資金自体も回収されない事例などが認められるほか、投資対象や契約内容を理解しないまま契約した旨の相談も多数寄せられています。
- 〇 さらに、退社を申し出ても返金が引き延ばされたり、返金されないといった相談も多数寄せられています。
- 〇 合同会社等の社員権の取得勧誘を業務執行社員以外の者が、業として行う場合、金融商品取引業の登録が必要となります。合同会社等の社員権の取得勧誘を受けた際は、慎重にご判断ください。
- 〇 金融商品取引法の登録を受けている業者は、こちらで確認できます。
- 〇 無登録で金融商品取引業を行っているとして、金融庁(財務局)が警告を行った者は、こちらで確認できます
おわりに
投資家ごとに異なるニーズに応えるヘッジファンド選び
ヘッジファンドには、積極的に高いリターンを狙うものから、安定的な運用を目指すものまで、幅広い選択肢があります。それぞれの投資スタイルやリスク許容度に応じたファンドを選ぶことが重要です。しかし、投資家のニーズやポートフォリオの状況は千差万別であり、適切なファンド選びは一筋縄ではいきません。
ヘッジファンドダイレクトのサポート
ヘッジファンドダイレクトでは、本記事でご紹介した3つのヘッジファンドだけでなく、投資家一人ひとりの状況や目標に合わせて最適なヘッジファンドをご提案することが可能です。市場の変動や個々の資産状況に応じたファンド選びをお手伝いし、投資家が安心して資産運用を行えるようサポートしています。