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カルパース(CalPERS)がヘッジファンドへの再投資を検討中
HFMやヘッジウィークの報道によると世界最大年金基金の一つと言われているCalPERS(カルパース:カリフォルニア州職員退職年金基金)がヘッジファンドへの投資を検討していると報道した。
2014 年にカルパースがヘッジファンドへの投資を廃止することを決定した際は、非常に注目を高めた。カルパースは歴史的に、新しい投資戦略、資産クラス、および投資コンセプトにおいて公的年金基金の中で先駆者であった。ヘッジファンドへの投資も積極的と考えられていたため、採用をやめることは非常に話題を呼んだ。
ここにきてヘッジファンド投資の再開を検討している理由は、カルパースの資産配分は近年は株式の割合が46%と大きくなっており、2022年のような市場の大きな変動期には下落リスクのコントロールが難しかったためと考えられる。2022年は株と債券の分散投資効果が効かず、株も債券もマイナスの年となっている。
この間ハーバード大学やイェール大学などの寄付基金はヘッジファンドの割合を増やしており、対照的な行動となった。大学の寄付基金は平均で20%ほどをヘッジファンド(Absolute Return)に投資していると考えられ、ハーバード大学は30%超の投資を行っていると報道されている。