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キャパシティ

キャパシティとは、自分の資産を運用する最大規模のこと。

市場規模が小さかったり、取引自体が非常に少ない市場で大金を動かしてしまうと、自分の売買が市場にダイレクトに影響を及ぼす。それが原因で結果的に売却が難しくなったり、買付も希望の価格にならなかったりする。日本の個別株で売買高が少ない銘柄だと、取引量が少ない銘柄を数千万円成行注文を出すだけで、自分が売買する価格が自分の発注が原因で大幅に変動していくこともある。

一般に流動性の高い投資対象ほどキャパシティは大きく、流動性の低い投資対象ほどキャパシティは低くなる。大型株ファンドでは1兆円ファンドは可能だか、小型株ファンドであれば500億円ぐらいでも規模が大きいといえる。

通常の投資信託は固定報酬であるため、純資産総額が増えれば増えるだけ報酬が増加してくため基本的にキャパシティを広く設定することが多い。しかしヘッジファンドの場合、最高値を更新しないと報酬が受け取れないハイウォーターマーク方式を採用していることから、有名なファンドほど新規の受付を停止することがある。

関連用語: ヘッジファンド 、 ハイウォーターマーク

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この記事を書いた人

監修:柿本 紘輝(CFP証券アナリスト協会検定会員
業界最大手の投資助言会社ヘッジファンドダイレクト株式会社が運営。
富裕層向けに投資助言契約累計1395.9億円(2023年12月末時点)。
当社の認定ファイナンシャルプランナー(CFP、国際資格)、証券アナリスト(CMA)が監修して、初心者にも分かりやすく、良質な情報をお届けしています。

ヘッジファンドダイレクト株式会社
金融商品取引業者 関東財務局(金商)第532号
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