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レギュレーションD
レギュレーションDとは、上場している会社が私募で発行する株式や債券へ投資する戦略のこと。
日本では「レギュレーションD」はあまり馴染みがないかもしれないが、米国では1933年に証券法に定められた規定である。それは、上場会社が洗練された投資家のみを対象として、私募形式で株式や債券を発行できる規定である。企業にとってのメリットは、公募に対して迅速に資金を調達できること。デメリットは、少数の投資家のみしか対象にできないことである。
ファンドマネジャーが「レギュレーションD」に投資をする理由は2つある。
①公募で発行された株式や債券に比べて、割安であること。
②公募による株式や債券と、レギュレーションDで発行された証券とのアービトラージを狙う。加えてレバレッジをかけてさらにリターンを狙うことができるためである。
レギュレーションDのなかには、債券の形式で発行され、投資家がある一定の期間が経過したら、株式に変換できるものもある。この場合は非常に廉価で株式を手に入れることができる。しかし、「レギュレーション」は、流動性が非常に低く、売りたいときにプレミアムを支払う必要が出てくる可能性があり、場合によってはリスクに見合たリターンが受けれない可能性がある。