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アクティビストファンド
アクティビストとは、最近は物言う株主と呼ばれている。
アクティビストファンドとは、企業価値を上げるために、企業に対して様々な意見を出すファンドのこと。企業価値を高める理由としては、ファンド自身が投資している企業の価値を高めることにより、株価が上昇する。その価格が上昇したときに株式を売り抜けるという手法を採用しているため、会社の価値を高めようと発言を行う。場合によっては、TOB(公開買い付け)を実施して適正価格まで株価を上昇させて売却することもある。
公開買い付けが発表された企業の株価は、一般的に時価よりも高いため価格が上昇する。
株式を一定数量以上保有することにより、議決権を獲得できて企業経営に対して発言できる権利を獲得する。
以前は単純な配当金の引き上げや、不採算部門の売却などによる短期的な提案が多かったが、近年は短期的な利益追求を行うアクティビストファンドは市場から退場しており、長期的に本質的な企業価値の向上を求めることが増えてきている。多くの場合、ほかの株主からも賛同を受けられるような提案が増加してきている。外圧としてのアクティビストファンドを利用して事業の変化を推し進める経営者も出てきており、必ずしも悪いこととはとらえられなくなってきている。
最近はカーボンニュートラルを推し進めるような社会派のアクティビストも出てきて注目されている。