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目論見書

目論見書とは、投資信託の手数料やリスクについて購入時の判断に必要な情報が記載されている書類のこと。売り出しの際には販売会社を通じて発行が義務つけられている。そのため販売用の資料がない投資信託でも、目論見書だけは発行されている。

近年の投資信託の交付目論見書は、ファンドの仕組み、投資方針が以前に比べわかりやすく記載されており、また同じ基準で比較しやすいように、過去の騰落率なども載るようになっている。一方請求目論見書は経理状況などより詳細なデータが載っているが、実務上はあまり使われることは多くないようだ。

目論見書投資信託だけではなく、株式や債券の場合も発行される。株式の新規上場の時や売出し・公募の時、債券を発行する時にも目論見書は作成される。目論見書は交付義務があるため、商品を売りつける前にあらかじめ、もしくは同時に交付しなければならない。場合によっては文庫本より分厚い冊子の時があるが、中には重要な内容が記載されている。そのため分からない部分や気になる部分があれば、交付をしている会社に問い合わせることをお勧めする。

関連用語:投資信託

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この記事を書いた人

監修:柿本 紘輝(CFP証券アナリスト協会検定会員
業界最大手の投資助言会社ヘッジファンドダイレクト株式会社が運営。
富裕層向けに投資助言契約累計1395.9億円(2023年12月末時点)。
当社の認定ファイナンシャルプランナー(CFP、国際資格)、証券アナリスト(CMA)が監修して、初心者にも分かりやすく、良質な情報をお届けしています。

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