一般的に、投資対象となる株や債券などの資産の種類や分類のことを「アセットクラス」と呼びます。
アセットクラス毎のリターンとリスクの実績(2000年~2022年7月)を表にすると、左図のようになります。運用効率を測るためにリターンをリスクで割ったシャープレシオを確認すると、ヘッジファンドが1.6近くなり、ほかの資産より高いことが分かります。つまりヘッジファンドは低リスクで高いリターンの実績を持ったアセットクラスということです。
*表の見方
もしあなたが7%以上のリターンを求めているなら、縦軸の7%のあたりを左から順に見ていけば、リスクが低い順に投資対象が並んでいます。また横軸を見てください。ヘッジファンドは金(ゴールド)や世界株、日本株よりもリスクが低いことが分かります。
つまり投資対象を実績で選ぶなら、「低リスクで高リターン」のヘッジファンドへの投資が合理的と言えます。