ヘッジファンドリサーチのレポートによると2020年の第4四半期に、およそ175件の新規のヘッジファンドが設立され、前四半期の151本を15%上回っている。この数は近年の中でも最高水準に達しているとのことだ。
ヘッジファンドリサーチの社長ケネス・ハインツ氏は「2020年の好調なパフォーマンスを背景に、運用会社と投資家双方のニーズの高さから、2021年も引き続き多くのヘッジファンドが新設されるだろう」とコメントしている。
世界のヘッジファンド資産が3.6兆米ドルという記録的な額に急増したことで、業界は2021年に入ってもその勢いを維持している。