トランプ大統領がイラン核合意からアメリカが離脱し、イランに対する経済制裁を再開するとの声明を発表した。それにより原油価格は一時3年ぶりの高値となったものの、小幅な動きとなった。価格は安定し、ヘッジファンドによる原油の買越残高は4カ月ぶりの低水準に落ち込んだと、ブルームバーグが報じた。
ブルームバーグが報じたところによると、ヘッジファンドによるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の先物とオプションの買越残高は8日終了週に1.8%減少し41万608枚となった。買いポジションが1万4535枚、売りポジションは7096枚と、それぞれ減少した。