シンガポールの幼稚園事業最大手、マインドチャンプス・プレスクールは昨年11月、シンガポール取引所での新規株式公開(IPO)で4620万シンガポールドル(約38億円)の資金を調達した。
同社は国際展開を進めており、巨大市場の中国での幼稚園事業の展開を目指し、香港の投資会社、首控集団と共同で2億ドル(約210億円)のファンドを設立することで合意したと、日経新聞が報じた。中国国内の幼稚園の買収や新設を積極的に行い、中国の教育熱心な富裕層を対象に英語と中国語の2カ国語教育を提供するために、現在多くの資金を調達している。
同社の最初の中国での幼稚園は年内に北京で開園し、その後大都市に広げる計画があるという。