バークレイヘッジのヘッジファンドインデックスによると、ヘッジファンドは5カ月連続で黒字となった後、9月は0.65%のマイナスを記録した。ヘッジファンド業界は、9月に3.80%下落したS&P500トータル・リターン・インデックスをアウトパフォームした。
9月の上昇戦略の中では、ボラティリティー・トレーディング・インデックスが1.55%のリターンでトップとなった。合併アービトラージ戦略指数は1.24%増、転換社債アービトラージ戦略指数は0.85%増、ヘルスケア&バイオテクノロジー指数は0.84%増、イベント・ドリブン指数は0.55%、環太平洋株式指数は0.37%増となった。
9月に赤字となったセクターは、新興市場ラテンアメリカ株式インデックスが3.41%減、バランス型(株式・債券)インデックスが2.08%減、株式ロングバイアスインデックスが1.72%減、新興市場東欧インデックスが1.58%減、テクノロジーインデックスが1.26%減、グローバルマクロインデックスが1.03%減となった。