石油大手の出光興産と昭和シェル石油は合併を目指しながらも、出光興産の創業家が反対したことから当初予定が頓挫し、現在は両社の経営陣が合併を目指している。
そのような状況のなか、香港を拠点とするヘッジファンドのオアシス・マネジメント・カンパニーが、両社の株式を取得したと、ロイターが報じた。関係者が明らかにしたものだといい、同紙によると目的は2社の合併を急がせることとされている。
オアシスは「アクティビスト(物言う投資家)」として知られており、オアシスは、縮小している業界で生き延びるには2社の合併が重要だと考えているという。
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