インスティテューショナル・インベスターが報道したところによると、アメリカの大手ヘッジファンドであるツーシグマがベンチャーキャピタル部門を設立したとのことだ。このヘッジファンドは、データドリブン型の定量的投資に焦点を当てており、アーリーステージのテクノロジー企業への投資を増やすために2億8800万ドルを調達したとのことだ。
Beirne氏によると、同社の投資テーマは、ソーシャルネットワーキングモニタリングアプリケーションのBarkや、ハイパフォーマンスでハイエンドなスポーツウェアラブル企業のWhoopのような消費者向けテクノロジー企業など、あらゆる分野のデータ駆動企業を支援することに集中しているという。
昨年ツーシグマ社の主力ヘッジファンドダイレクトファンドのアブソリュート・リターン・エンハンスド・ファンドは年間2.5%、スペクトラム・ファンドは1.1%しか上昇せず、さらにリスクプレミア・エンハンスド・ファンドは2.25%マイナスだった 。