ヘッジファンドのポジショントップ15 2019年最新版

ヘッジファンドニュース
2019年12月17日
ヘッジファンドニュース

 米国のヘッジファンドは、3か月ごとに米国株式のポジションを開示しないといけないとい規則がある。

 これは提出する書類に基づいてフォーム13Fと呼ばれる。Form13Fでは、1億ドル以上の資産を運用している機関投資家のうち、米国に長期保有している機関投資家を対象に、ポジション・レベルでの情報開示を行っている。運用会社のポートフォリオに含まれる米国上場のETFを含むすべての持分証券が含まれ、株式数、ティッカー、発行者名などに従って詳細に記載される。 ただし ショートポジションは開示する必要はなく、報告されない。フォーム13Fは,暦四半期の末日から45日以内に提出することが求められる。

 現在3兆円以上の運用残高のあるヘッジファンドはどのような銘柄に投資しているのだろうか。アメリカのキプリンジャー社が400社以上のヘッジファンドのポジションを合計して出したランキングを見てみよう。データは最新の2019年9月30日付のものとなる。

1. Microsoft
2. Apple
3. Amazon.com
4. Facebook
5. Visa
6. Alphabet
7. JPMorgan Chase
8. Bank of America
9. UnitedHealth Group
10. Mastercard
11. Wells Fargo
12. Comcast
13. Netflix
14. Coca-Cola
15. Salesforce.com

 上位にはマイクロソフト、アップル、アマゾン、フェースブック等有名どころが並んでいる。実はヘッジファンドは優良なブルーチップ銘柄を好んで投資する傾向がある。

 次に有名ヘッジファンドのポジションを見ていこう。

◆ルネッサンステクノロジー(ジム・シモンズ)のポジショントップ5と投資割合

1.Bristol Myers Squibb Co(1.40%)
2.Chipotle Mexican Grill Inc(1.36%)
3.Verisign Inc(1.32%)
4.Celgene Corp(1.30%)
5.Novo Nordisk A S(1.08%)

◆ソロスマネジメント(ジョージ・ソロス)のポジショントップ5と投資割合

1.Liberty Broadband Corp(20.42%)
2.Vici Properties 1 Llc(11.63%)
3.Caesars Entertainment Corp(4.14%)
4.Celgene Corp(3.24%)
5.Alphabet Inc.(2.22%)

◆バークシャーハサウェイ/ウォーレン・バフェットのポジショントップ5と投資割合

1.Apple Inc.(25.96%)
2.Bank Of America Corp(12.59%)
3.Coca Cola Co(10.14%)
4.Wells Fargo & Company(8.89%)
5.American Express Co(8.35%)

ソロスやバークシャーハサウェイのウォーレン・バフェットはかなり集中投資していることが分かる。それに対してルネッサンステクノロジーのジム・シモンズはかなり分散していることが分かる。

上記のデータは、公開されている米国上場株のみのポジション割合である。

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