教育・テクノロジー分野で成功した中国人起業家の銭永強氏が、自身の財産からヘッジファンドを設立したと、ブルームバーグが報じた。
QQQキャピタル・ファンドはシンガポールを拠点とし、4月に運用を開始すると、運営責任者がブルームバーグのインタビューに対し答えた。
戦略はロング・ショートで、銭氏が強みを持つ教育、テクノロジーのほか、観光などにも投資し、香港、アメリカに上場する最大30銘柄に集中投資、年15%のリターンを目指すという。
銭氏は2016年2月に平均160ドルでテスラ株を購入し、現在の株価が2倍余りになるなどして得たリターンをファンドの資金と使用している。