石油関連に投資するヘッジファンドが好調だ。約1億ドルを運用するタイタン・オポチュニティーズ・ファンドは、2016年6月に石油関連投資を開始した。このときは原油相場が崩れて石油関連企業の株・債券が壊滅的な打撃を受けていて、その後石油輸出国機構(OPEC)と他の産油国が減産で合意して原油相場が上昇したことから高いリターンを得た。
資産家ジョン・フレドリクセン氏の元側近が運用するヘッジファンドは、石油関連資産への投資で2年で69%という高いリターンを記録、同紙によると、石油に関連する好機はまだ終わらない見通しだという。