日本の第一生命保険が、欧米を中心にヘッジファンドの運用残高を積み増していると、ブルームバーグが報じている。ヘッジファンドが株や債券とは異なり、相場変動の影響を受けにくいことから、低金利下でも着実なリターン確保を目指せることを強みと考えている。
同社は2000年代の初めの頃からヘッジファンドへの投資を拡大している。ここ3,4年はさらに積み増している。英国の調査会社プレキンによると、第一生命はヘッジファンドに約32億ドルを投資、アジアの582の機関投資家のうち5位、日本国内では企業年金連合会に次いで2位となっているという。