カナダ最大の年金基金が、1年に最大で4つの新興ヘッジファンドを支援することを目指していると、ブルームバーグが報じた。
カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)のテーマ投資・外部ポートフォリオ管理責任者であるポール・ウィンスロー氏がブルームバーグに語ったのは、CPPIBは「エマージング・マネジャーズ・プログラム」の下で、ここ2年で新興のヘッジファンド5社にそれぞれ最大で2億5000万ドルの初期投資を行ってきたということだ。
CPPIBは基金の運用のため、約10年外部のヘッジファンドに投資してきたが、運用期間が1年未満と短いファンドに対して行うことはほとんどなかったという。