ヘッジファンド・リサーチ社が、2018年2月前半のヘッジファンド運用成績を発表した。
アメリカの金利上昇により、ダウ平均株価は下落、中国、日本、ドイツ、スペインなどの株式市場も連動して下落が起きたことで、2月初旬には世界の金融市場でボラティリティが大きくなった。
米ドルは、ポンド・スターリング、ブラジル・レアル、オーストラリア・ドルに対してドル高を記録し、日本円、ユーロ、スイス・フランに対抗してドル安となった。
仮想通貨は1月に大きく下落したのに比べ、部分的に回復した。
そういった市場全体の混乱などもあり、ヘッジファンドは、2月中旬からHFRXアブソリュート・リターン指数がプラス0.35%となったのに対し、HFRXグローバル・ヘッジファンド指数はマイナス1.04%となった。