バークレイヘッジのヘッジファンドインデックスによると2021年4月は2.05%のリターンとなり、年初来リターンを6.95%まで更新した。これで6か月連続のプラスリターンを継続している(5月21日時点)。
戦略的にはほとんどの戦略はプラスとなったが、転換社債の裁定取引戦略のみ-0.22%とわずかにマイナスとなった。
年初来好調を維持している戦略は株式ロングバイアスインデックス(4月まで12.00%)、イベントドリブン戦略インデックス(同110.45%)、ディストレスト戦略インデックス(同10.65%)等があげられる。
反対に苦戦しているのはコロナの影響が色濃く残っているラテンアメリカ株に投資する戦略が年初来で-1.90%となっている。