バークレイ・ヘッジがまとめたバークレイ・ヘッジ・インデックスによると、ヘッジファンド業界は4月単月で5.46%の値上がりを記録した。S&P500指数は12.8%の上昇だったが、年初来ではS&P500指数のマイナス9.29%に対してヘッジファンドはマイナス7.01%と下落を抑えられている結果となった。
セクターではヘルスケア&バイオテクノロジーインデックスが13.27%、新興国株式インデックスが8.84%上昇と市場を牽引した。一方、下落したセクターはボラティリティ・トレーディング・インデックスと新興市場MENAインデックスの2つとなった。
バークレイ・ヘッジ代表のワクスマン氏は、「大規模な政府の景気刺激策が追い風となった」と述べている。