Trium Capitalは老舗ヘッジファンド買収によりクオンツ運用を強化へ

ヘッジファンドニュース
2019年09月09日
ヘッジファンドニュース

英国のオルタナティブ投資の専門家であるTrium Capitalは、ヘッジファンド会社のSabreを傘下に入れることで、クォンツ機能を強化した。
Triumはもともと、クォンツ運用に力を入れており、大手ヘッジファンド会社Man AHL出身のAbhijeet GaikwadやAspect CapitalにいたLarry Lauなどがポートフォリオマネージャーとして在籍している。

今回の合意により、Sabre社の10人のチームはTrium Capitalのあるロンドンオフィスに移転し、合併後のグループの管理資産は7億5000万ドルまで増加する。
1982年に設立されたSabreは、ヨーロッパで最も長く運営されているヘッジファンド会社の1つである。

今後、17年の実績を持つSabreの旗艦ファンドQuantitative Equity Arbitrageと、2013年にローンチされたDynamic Equity fundは、Triumの既存のファンドと共にSabre Truimと改名されることとなる。

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